ALCANTARAは、現代的なエレガンスと職人技を融合させた“メイド・イン・イタリー”の象徴として、イタリアを縦断する新たな豪華寝台列車「ラ・ドルチェ・ヴィータ オリエント・エクスプレス」に採用されました。歴史と文化、美、デザインが融合するこの列車は、“イタリアン・グラマー”の黄金時代へのオマージュを体現しています。
ALCANTARA、ラ・ドルチェ・ヴィータ オリエント・エクスプレスに採用
イタリアン・エクセレンスの旅へ。ALCANTARAがイタリアの豪華寝台列車「ラ・ドルチェ・ヴィータ オリエント・エクスプレス」に採用。柔らかで洗練された質感が、メイド・イン・イタリーの精神を車内に吹き込みます。
オリエント急行豪華列車「ラ・ドルチェ・ヴィータ」のアルカンターラ内装
革新性と洗練、そして品質の高さを象徴するマテリアルとして、ALCANTARAはこの列車の世界観に不可欠な存在です。車内のマテリアル選びと美意識を形づくるうえで、重要な役割を果たしました。
1960〜70年代の文化に敬意を表しつつ、ALCANTARAは伝統と現代性、技術と手仕事をひとつに結びつけています。
その結果として生まれたのは、旅そのものの精神を体現し、イタリアのものづくりの精神が細部にまで息づく、感覚的な体験です。
インテリアのエレガンス
インテリアは、唯一無二のラグジュアリーと洗練された快適さへのオマージュです。壁や装飾パネル、シートにはALCANTARAが使われ、空間全体が優雅な移動ラウンジのように仕上がっています。
やわらかく包み込むような質感が、親密さと心地よさを際立たせ、触覚と視覚の両面で特別な体験を提供。ミッドナイトブルーやバーガンディ、アッシュグレー、ブラウンといった深みのある色合いが、温かく洗練された、タイムレスな雰囲気をつくり出しています。


メイド・イン・イタリーへの賛歌
ALCANTARAの採用は、見た目の美しさだけを目的とした選択ではありません。そこには、細部へのこだわり、デザインへの情熱、そして何よりも時代を超えて受け継がれる「メイド・イン・イタリー」への敬意といった、価値観の共有の意味が込められています。


真鍮や木材といった他の素材と調和することで、ALCANTARAはDimorestudioが手がけたインテリアに、奥行きと気品、そして空間全体の一体感をもたらしています。
「ラ・ドルチェ・ヴィータ オリエント・エクスプレスのデザインでは、乗客に普遍的な価値を感じさせることを目指しました」と
Dimorestudioのブリット・モランとエミリアーノ・サルチは語ります。「イタリアの伝統と現代的なスタイル、その両方をバランスよく取り入れながら、本質的な魅力を損なわないことを重視しました。
どの空間もまるで最初からそこに存在していたかのように自然であり、細やかな要素の積み重ねが発見の楽しみと特別感を生み出しています」
アート、美、文化的アイデンティティ
「ラ・ドルチェ・ヴィータ オリエント・エクスプレス」は、イタリアという国とその不朽の美しさへの賛歌です。列車の各停車地は、芸術や美食、職人技を通して語られる物語の一章となっています。
過去と現在が心地よく調和するこの旅では、イタリアの魅力あふれる土地を巡りながら、アートや美、文化的アイデンティティを織り込んだ物語が紡がれていきます。それらをつなぐ通奏低音がALCANTARAなのです。

