「ALCANTARA La materia dell’arte」：ルカ・マシアによるアルカンターラとアートの世界がたどってきた道のりを語る本。
Skira Editore（スキラ・エディトーレ）編集発行、Luca Masia（ルカ・マシア）監修による書籍「ALCANTARA La materia dell’arte（アルカンターラ／アートなマテリアル）」は、アルカンターラとアートとクリエイティブの世界を結ぶ特別な関係の成り立ちと進化について語っています。
本書はミラノのPAC（現代美術パビリオン）で開催された特別イベントで発表されました。ゲストたちは立体インスタレーションとプリント展示により、芸術の世界でアルカンターラがたどってきた類を見ない素晴らしい道のりを深く理解する機会を得ました。
アルカンターラはその歴史の始まりから、世界中の多様なクリエイティブ分野で制作者との関係構築に積極的な役割を果たし、新しい表現方法や実用の可能性を追求するためのコミュニケーションを発展させる必要性を理解し、デザイナーやクリエイターとコラボレーションすることでポジティブな関係を確立してきました。
広告クリエイターであり作家であるルカ・マシアが監修し、アンドレア・ボラーニョが序文を記した本書「ALCANTARA La materia dell’arte」は、イタリア国内の主な美術館のブックショップや書店にて50ユーロで販売され、 2023年春からは海外でも発売されます。
アルカンターラは、まるでアルファベットのように、感情を伝えるための文章や言語全体を形成する文字の組み合わせを包容した媒体へと進化しており、 デザイン、ファッション、アートの世界は、著名な美術館や様々な異なる分野のアーティストとの価値あるコラボレーションを発展させることで、関係が年々強化されている分野です。
この意味において象徴的なのは10年以上続くMAXXI（国立21世紀美術館）との文化的パートナーシップで、アルカンターラはアートの分野における共同制作の新しいモデルを生み出しました。
また、2015年から2020年にかけてミラノのパラッツォ・レアーレで開催された展覧会はこれを証明するもののひとつであり、さまざまな分野で活躍するアーティスト（ビジュアルアート、ファッション、工業デザイン、ミュージシャン、映画監督、ビデオメーカー、建築家、デザイナー）が、アルカンターラが有する無限の表現性を探求しました。
「芸術の世界におけるアルカンターラの活動を記録したこのスキラ出版の書籍を発表できることを、大変嬉しく思っています。これは、ゴールにたどり着くたびに実はそれは新たな出発点に立つことであり、つねに探求すべき新たな目標と新しい限界に向かう長い旅です」
と、アルカンターラの会長兼CEOであるアンドレア・ボラーニョは述べています。
