FORMAFANTASMA

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BIO

FORMAFANTASMA

2009年にアイントホーフェンのデザインアカデミーを卒業した同窓生、Andrea Trimarchi (1983年生) と Simone Farresin (1980年生)は、イタリアの2人組Formafantasmaとして活動しています。 アムステルダムを拠点とするこのスタジオは、民芸品、伝統と地域文化との関係におけるデザインの役割、文化的ベクトルとしてのオブジェクトの意味とサステナビリティに対する批判的なアプローチの意義を探っています。. デザインとは、職人技、工業、オブジェクトとユーザー間の対話を可能とする架け橋なのです。 彼らのプロジェクトはしばしば、自然界にあるシンプルな要素をスタート地点としています。 Formafantasmaの手と考えでベーシックな要素を変形すると、繊細でディテールが美しい、正確で素朴な、純粋なデザインとなるのです。

Formafantasmaは、職人技と工業、オブジェクトとユーザーの架け橋としての役割を自ら認識し、リサーチに焦点を当てた活動をデザイン業界と広い意味で関連付けることに関心をもっています。

Strata

触覚と現代性を前面に押し出したこの特別プロジェクトでは、4人の才能ある独立デザインスタジオがアルカンターラを使った「実験」に取り組み、前代未聞の驚くべきインスタレーションを作成し、ケルンの観衆に公開することに招待されました。 このグループの中には、ライン川を見下ろす素晴らしい場所、ラインナウハーフェンにあるKunsthaus Rhenaniaの印象深い空間で表現されたFormafantasmaのマテリアル物語が見られました。 イタリア人2人組Formafantasmaは、Alcantara®の汎用性と長所を強調したStrataプロジェクトを発表し、大理石、金属や医師などの天然素材との対比を際立たせることで、マテリアルが可能とするさまざまな用途を示唆するシンプルなエレメントを考案しました。

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Formafantasma. Nervi in the making.

2019年、MAXXIで開催された第2回目のStudio Visit/Progetto Alcantaraプロジェクトでは、イタリア人のデザイナー2人組FormafantasmaがPier Luigi Nerviの天才的才能と対峙しました。 MAXXIの建築作品アーカイブを参照したのち、Trimarchi氏とFarresin氏はPier Luigi Nerviの作品に立ち向かうことを決意し、Nervi in the makingプロジェクトを発表しました。監修はMAXXIのデザイン部キュレーターである、Domitilla Dardiです。 二人のデザイナーは、鉄筋コンクリートの設計において議論の余地のない巨匠であるNerviのアーカイブにアプローチすることで、Nerviの素材研究を完全に理解し、アルカンターラのような明らかに異なる素材とのアナロジーを予想外に発見することができました。 Formafantasmaの言葉によると、「他をしのいで2つのマテリアルの共通項となる言葉は、構造です。 Nerviは、試作、テストや計算からなる驚くべきリサーチをもとに、セメントがどのようなものを征服することができるのかを証明しています。 彼の未来を見通した作品をもとに、私たちの祖国の建築物は過去70年間作られてきたのです。 僕たちはアルカンターラに同じ精神で挑み、幅広い応用の可能性を研究しました。 何よりも、このマテリアルに信じがたいしなやかさを与える、一種の人工知能のようなものに支配された、他に類を見ない独自性を実験的に利用したのです。 こうすることで、物理的環境と精神的環境を再現するインスタレーションが完成しました。設計課の作品の中で、マテリアルが担う重要さを物語る入れ子の箱ができたのです。

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